RECRUIT採用情報

会長 永﨑豊
永﨑機工株式会社
会長 永﨑豊

創業から現在まで

ー昭和52年の創業ですが、当時はどういった経緯で創業されたのですか?
30歳の頃、勤めていた会社が倒産したのがきっかけです。食べて行かなければならないです。子どもも2人いたので。
色々お越え掛けもいただきましたが、生まれ育ちが貧しかったということもあって、少しでも裕福になりたいというのもありましたし、男ですから、色々あるじゃないですか。やりたいことというか、ねえ。昭和52年4月21日家内と二人ではじめて、今日に至っています。企業30年一区切りと言いますが、誰でも会社をはじめることは簡単です、続けて行くことが大変です。バブルがあって、ITバブル、リーマンショック、3.11 、色々あるじゃないですか。40年は平坦な道ではありませんね。
会長 永﨑豊
ー若い社員さんが多い企業ですね。
若い方に会社に入っていただく…それには外観も含め、会社の内容を良くしていくなど「魅力のある会社」、それは第三者が評価することだと思いますが、魅力のある会社でないと若い方も入社してくれませんよね。
内部体制もぴしっとしてないとダメなんです。就業規則からはじまって、様々な待遇の面も、研修の面も、社員教育も含め、やっていかないと若い人は入って来てもすぐに辞めて行くと思います。
学卒・例えば22歳で入って、23、24になった時に、結婚したいなと思う相手がいた時に、この会社にいて将来子育てをしていけるか?と考えるじゃないですか。将来もこの会社で働いて行きたいと思って貰えるような体制を整えておかなければならないんです。
福島県中小企業家同友会に入って、色々学びました。同友会は、そういう諸規則とか、経営計画所とか、決算資料のオープンとか、色々学ばさせていただきましたね。3つの目的がありますからね。「いい会社をつくろう、いい経営者になろう、いい経済環境をつくろう」というのが、同友会の理念ですから、そうしていくと、お客様にもきちっとした対応していけば喜ばれるし…私たちから示せることは「誠意」だけですから。自分で何も作れないんです、我々の会社というのは。私自身、何も作れないのです。我々が扱う商品は、いっぱい販売会社があるわけです。ユーザーさまはどこから買っても良いのです。でもそこに、永﨑機工をご指名いただけるというのは、それなりにお客様にメリットなり、付加価値なりがなければ私どもにご用命いただけません。そうなってくると、社員の言動、みだしなみ含めて、「どうせ頼むのならば永﨑がいいね」となるように、快い対応、響くような返事、クイックレスポンス…これを諸君に話しているんです。
今朝も、ある所にいって「挨拶がいいね!」と褒められたという話をしたのですが、そういうことしか、私どもにはないんです。お客様の「お役立ち企業をめざして」とあるのですが、何か、お客様の役に立たないと、この企業はいきていけないんです。
ー創業される以前はどのようなお仕事をされていたのですか?
全くの同業の商社でした。
東京オリンピックの年です。昭和39年の。(若い方はオリンピックと言うと2020年だとおもうんですけどね)単なる募集があって、入ったんですね。昭和40年の入社ですから。当時の国の政策で、新産業都市というのが全国政策で制定された都市だったのです。常磐郡山地区はその一つでした。日本はこれからものづくりで、モノを作り、輸出してかせぐ、これから益々発展するという流れがあったので、これは暫く廃れることがないと考えて入社しました。
会長 永﨑豊

若い社員にむけて

私どもの所に入ってくれる子は、ハッキリ言って、優秀な、名の通った学卒の子は来ないですから。周りも拾ってくれないから、我々は落ちこぼれを拾ってね、育てて行かなければならないんです。でも、今はほとんど学卒を採るようにしていますね。やっぱり、来てくれる子は大事にしたいなと思っています。

ウチに来たとき、ちゃんと挨拶してくれました?やっぱり、もう一度行くとなった時に、どういうところだったら、もう一度行きたいと思いますか?感じのいい所に行きたいですよね。挨拶しても返してくれない、目を合わせない、ろくに返事もしてくれない、この人何しに来たの?みたいな顔される…「あなたたち、どっちがいいの?ちゃんと自分たちでわかるよね。ちゃんとそういう風にしたら、お客様にも伝わる」って、社員たちにも言っているんです。だから、銀行さん、運送屋さんも、郵便屋さんにも、うちはみんなに同じ対応をしているんです。運送屋さん、郵便屋さんだって、来てくれないとうちは仕事ができないんです我が社にとってはご縁があって来てくれたんですから、我が社にとってはありがたい存在です。

事務職の熊田さんも学校を出てからよそにいって、その後来てくれましたからね。10年以上になりますが、業務の中心になってやってくれていますよ。今年、2人お嫁さんに行くんですよ。こういう企業で1年に2人お嫁さんに行ってしまうと…大変なことですよ(結婚するのは良いんですよ!このエリアで住んで、勤め続けてくれればいいんですけどね)。でも、おめでたいことなんですけどね。

商品を大切にする気持ち

我々は自分では作れませんから、他所様が作ってくれた商品をお客様に買っていただくのですから、大切に扱わないと。
パッケージでも何でもそうじゃないですか。普段、商品を買った時を想像してもわかると思います。綺麗に包装してくれるか、ちゃんとした箱に入れて、丁寧に手渡ししてもらうか、雑に渡されるか…ね。私どもの配達にも言っているんです。雨に濡れてビタビタになった商品を渡すのと、一旦タオルで一回拭いてからお渡しするか…大切だと思います。

感謝の気持ち

現場になれてしまうと「商品=お金」の意識が薄れてしまう。今年、40周年の記念で作ったオリジナルのお酒のラベルには「ただ、感謝感謝」の文字を入れました。もう、これだけなんです。
商品を売ってくれる、買ってくれる、銀行さんはお金を貸してくれる、社員さんは働いてくれる。社員だって、いっぱい入社して、3日で辞めちゃう子だっているわけです。3年経ってこれから働いてくれるかなと思っている頃に辞めちゃう子もいます。そういう痛い目を何回も経験しているんです、こういう中小企業のオヤジは。だから、縁があって来てくれる人のことは大事にしたいと、常々思っているのです。
20年、30年、40年と、節目の年に郡山市に寄付をしています。したくてもできないこともあるじゃないですか。だから、それはやれる幸せだと、私は思っています。

会長 永﨑豊
ーこれからの目標について教えてください。
会社がなんとかこれからも愛されて、本当にお役立ち企業として長続きしていくようにしたいですね。
商品を大切にしているということ、お取引先・お客様、周りへの感謝を込めた言葉「愛客好具」、落語愛好家なのでね、伝わるでしょ、この言葉。