今日は、少し悲しい、でも私にとって忘れてはいけない出来事について書かせてください。
先日、会社の駐車場を歩いていたときのことです。車と車の間の無機質なアスファルトの上に、小さな、本当に小さな塊が落ちていました。
近づいて見ると、まだ羽も生えそろっていない、すずめのひなでした。
周りを見渡しても親鳥の姿は見当たらず、このままでは車にひかれてしまうか、カラスに見つかってしまうかもしれない。そう思った私は、気がつけばその小さな命を両手で包み込み、救助していました。
小さな体はかすかに震えていて、手のひらを通じて伝わってくる体温に、「絶対に助けたい」と強く思いました。
急いで段ボールで即席の巣を作り、温めながら、インターネットで必死に「すずめのひなの育て方」「救急処置」を調べました。ほんの少しでも元気になってほしい、親鳥の元へ返せるくらいに大きくなってほしい。そう祈りながら、できる限りのケアを続けました。
しかし、私の祈りは届きませんでした。
数時間後、ひなは静かに息を引き取りました。

さっきまで私の手のひらの中で動いていた小さな命が、動かなくなってしまった瞬間、言葉にできない悲しみが押し寄せました。涙が止まりませんでした。
「もし、あのとき触らずにそのままにしておけば、親鳥が助けに来たのだろうか」
「私の保護の仕方が間違っていたのではないか」
「私の保護の仕方が間違っていたのではないか」
救えなかったという事実に、今も後悔と罪悪感が残っています。
後から分かったことですが、春から夏にかけての時期、すずめのひなは「巣立ちの練習」のために地面に降りてくることがあるそうです。一見、地面に落ちて迷子になっているように見えても、実は近くの電線や木の上から、親鳥がじっと見守っていることが多いのだといいます。
人間が手を差し伸べることが、結果として親鳥から引き離すことになってしまうケースもあることを、私は今回の件で初めて知りました。
今回の私の行動が正しかったのかは、今でも分かりません。
でも、あの駐車場で力尽きようとしていた小さな命と向き合った時間は、私にとって命の尊さを改めて深く考えるきっかけになりました。
でも、あの駐車場で力尽きようとしていた小さな命と向き合った時間は、私にとって命の尊さを改めて深く考えるきっかけになりました。
小さなすずめへ。短い時間だったけれど、私のところに来てくれてありがとう。
天国では、大空を自由に、力強く飛び回れていることを心から願っています。
天国では、大空を自由に、力強く飛び回れていることを心から願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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